Apple Watch にはウォーキングの運動量を記録するために使えるワークアウトがあります。これは歩数を計るだけの万歩計とは一味違うApple Watchならではの機能があります。
ウォーキング
開始方法などについては他のワークアウトと基本的に同じです。
Apple Watchの調整
ジムなど屋内施設でのウォーキングは「室内ウォーキング」を選択します。
一方、屋外の街路や公園内を歩くときなどは、「屋外ウォーキング」を選択しますが、
何れにしても最初に屋外での調整を行って精度を高くしておきます。
Apple Watch の手順:
調整することで、歩行/走行距離やペース、カロリーの測定精度を上げることができます。
またApple Watch が普段の運動のレベルや歩幅を学習できるのでGPSの計測が困難な状況での精度を上げることができます。
- GPS の受信感度が良い場所、例えば上空の見通しがよい平坦で開けた場所などです。 市街地のビル群のなかよりは開けた河川敷などがいいかもしれません。
- Apple WatchがGPS内臓していない機種はiPhone も携帯してください。
- ワークアウト App を開き「ウォーキング」を開始
- 約 20 分間、通常のペースでウォーキングをします。
1回のウォーキングが20分に満たなくても複数回で合計が20分になればかまいません。
上記の手順にそって屋外でウォーキングするたびに、さまざまな速度における歩幅を Apple Watch が学習し、加速度センサーが継続的に調整されていきます。調整しておけば、ワークアウト App でのカロリー推定値の精度、アクティビティ App でのカロリー、距離、ムーブ、エクササイズの推定値の精度も上がっていきます。
ワークアウトの開始
ウォーキングを始めましょう。最初にワークアウト App を開きます。
ウォーキングを選び横の 「…」アイコン をタップすると
このままタップしてフリーで開始することもできますが、
カロリー、距離、時間のゴールを設定することもできます。
ゴールの設定を省いてそのままワークアウトする場合は、前のウォーキングをそのままタップするか「フリー」を選んでもできます。
それぞれゴールは「+」「ー」、あるいはDigital Crownで数値を設定できます。
数値を決めたら「開始」ボタンのタップでワークアウトが始まります。
カロリー
距離
時間
Siri を呼び出して、「30分のウォーキングに行こう」のように話しかけてもできます。
ワークアウトを開始するのを忘れてしまっても、運動を始めたことを Apple Watch が自動的に検知してくれます。
ワークアウトの終了
ワークアウトが始まりました
終了するためには、画面を右にスワイプするとこの画面になるので「X」終了をタップします。
画面が変わり、
その下にある「完了」をタップして終了です。
この完了をタップしないと終わらないので注意です。また1分〜2分ではワークアウトと認識しないのかこの画面にもなりません。
ワークアウトの記録
ワークアウトの記録はiPhoneの「アクティビティ」アプリから見ることができます。
画面下の「ワークアウト」タグを選択します。
個別の記録をタップすると詳細がわかります。
ペースと距離:
距離、平均ペース、歩いたコースが地図で表示されています。
個別の記録をタップすると詳細がわかります。
高度:
Apple Watch Series 3 以降は高度計を内蔵していて高度を記録できます。Apple Watch Series 2 以前では高度を記録するにはがiPhoneが必要です。
測定がうまくいかなない場合は ↓ 設定などを確認してみましょう。
References:
ワークアウトの種類について – Apple サポート
Apple Watch をワークアウトに活用する – Apple サポート