AirPodsにはボタンがありません。音量調整はどうすればいいのでしょう
またiPhone以外のオーディオ機器で大音量で困ることがあるようです。
AIrPods 音量調整
Appleはボタンやケーブルがお嫌いのようです。iPhone X からはとうとうホームボタンも無くなりました。AirPodsにもボタンがありません、ただその代わりにセンサーが内蔵しています。
Siriに依頼
結論として、AirPodsだけで操作するとなるとダブルタップしてSiriにお願いすることになります。
例えばSiriを「音量を上げて」と頼むとSiriが音量を上げてくれます。
下げる場合も同じです。
注意点としてダブルタップはSiri以外にも他の機能に割り当てができるので左右どちらかにSiriを設定しておく必要があります。設定のやり方は↓
同じApple製ですが、Powerbeats Pro はその点音量ボタンや再生停止のボタンが付いていてSiriも使えます。こちらはApple製品以外も対応するという姿勢ですね
音量を細かく調整
音量の上げ下げだけでなく今のレベルを確認して、どのレベルにしたいかも指示できます。
「AirPodsの音量は今いくつ」と聞いて、
17%なので、もう少しボリュームを上げます。38%にしてみましょう
と、こんなこともできる、Cool !
これ以外にもSiriをうまく使えば一段上のappleライフが楽します。
「〇〇の曲を再生して」
「次の曲にスキップして」
「音楽を一時停止して」
etc…
尚、Siriの音量は「設定」「サウンドと触覚」から調整できます。
Apple Watchから調整
もちろんiPhoneを引っ張り出して音量調整できますが、Apple Watchがあれば手元で調整できます。
Digital Crownを直接回すとレベルバーが出てきて調整できます。これは watchOS 6 から変わったようです。
音量の調整ができない
基本的にはAirPodsの対応するのはApple製品のみなのですが、Bluetoothなので他の危機でも使えないこともありません(Siriは呼べませんが)
時々SONYのウォークマンで問題になるのが大音量になって調整ができないということですが、これはBluetoothの古いプロファイルにAirPodsが対応していないからです。
ウォークマンに搭載されているBluetoothプロファイル(AVRCP)は、バージョン1.3までになるため、AirPodsに対応できません。(2018年9月現在)
AirPodsとBluetooth接続を行った場合は、常に最大音量となり音量の調整ができません。大音量でコンテンツが再生されるため、ご使用は控えてください。
Reference: Bluetooth対応ウォークマン – SONY
BluetoothにはAVRCPというオーディオの制御を管理するプロファイルがあるのですが、それが古いとAirPodsの場合問題が起きるわけです。
これはウォークマンだけでなく古いバージョンのAVRCPを搭載したオーディオの場合起きる可能性があります。
Androidであればこれを調整してバージョン1.3に落とすこともできます。
References:
AirPods を接続して使う – Apple Support
AirPods の設定を調整する – Apple Support
Siri の音量を変更する方法 – Apple Support