Apple Watch 心拍数アプリで心拍数が200超えた!


ある日、ヘルスケアで過去データをみていたら心拍数が200を超えた日がありました。これは大変なことに?!

Apple Watch は装着したままで24時間の心拍数を測定してくれるので、1日の活動全体を俯瞰でみられて便利なのですが、否、そうでもないこともあるようです。




心拍数アプリ

心拍数アプリで測定したデータはiPhoneの「ヘルスケア」アプリで記録されてデータが残るのですが…

心拍数200というのは相当の運動をして限界に近いレベルです。このときはせいぜい早歩き程度ですから明らかに間違いです。

 

心拍数の通常の記録

前のデータは1週間の心拍数の推移を見たものですが、特定の日の24時間データもわかります。
通常はこんな感じで測定されていて、最大120は早歩きで家路についていた時だと思います。
(ちなみに202のデータの日の24時間計測では202のデータがありませんでした)

 

心拍数アプリの測定間隔

 

心拍数の計測は、24時間行なっていて記録を取っているようですが、どの程度の間隔でしょうか、24時間連続して計測しているのでしょうか?Appleによると

バックグラウンドで測るため、測定間隔はさまざまに異なります。

Reference: Apple Watch で心拍数が測定されるタイミング

ということで、ケースバイケースということです。確かに24時間継続して測るとバッテリーがもたないでしょうね。

どうしても今測りたいときはその場で「心拍数」アプリを起動すれば測定できます。

また、そういった24時間継続して測定する必要があるような場合(病気など)では、それ専用のものを使った方がいいということで、Apple Watchは医療機器ではないのでしょうがないですね。

心電図を測る機能もあるようですが、日本では許可されていないので使えません。(そのうち許可されれば測れるかもしれませんが)

 

精度を良くするには

 
心拍数を精度良く測定する方法がAppleから提言されています。

  • Apple Watch が手首にフィットさせ心拍センサーが肌に触れるようにする
  • 皮膚を流れる血液量は人によって大きく異なり、環境によっても変化する
    • 寒い場所では手首の皮膚を流れる血液量が低くなりすぎ測定できないことがある
  • バンドと腕の皮膚を清潔で乾燥した状態に保つこと
    • 例えば汗、石鹸、日焼け止めクリーム、ローションなどに気をつける
  • タトゥーなども心拍センサーに影響を及ぼし正確な測定が難しくなることがある
  • 「プライバシー」設定で「心拍数」をオフにした場合、心拍数の計測値は記録されない

Apple Watch が上下左右にずれ動く場合や、センサーが心拍を読み取らない場合は、バンドを少し締めてください。

Apple Watch が手首にぴったりとフィットし、快適な状態です。
Reference: Apple Watch を装着する
 

心拍数アプリの使い方

心拍数アプリを使ってみましょう。アプリリストから「心拍数」を選択してタップします。

あるいは、コンプリケーションに設定しておくと素早く計測できます。

計測が始まります。

1分後に心拍数の測定結果が表示されます。

現在の心拍数が表示されます。78BPM(BPM: Beats Per Minuteのことで1分間の心拍数)なのでちょっと興奮気味?

歩行時の心拍数が表示されています。更にそれらをタップすると

その日、24時間の心拍数の記録が表示されます

安静時の心拍数

歩行時は心拍数が上がっています

 

ヘルスケアで確認

 
iPhoneの「ヘルスケア」アプリを開きます。

画面下のヘルスデータタブを選び「心臓」の項目をタップします。

また画面下の「今日」タブを選ぶとアクティビティが表示されます。
その下に心臓のデータがあります

下へスクロールすると、

心拍変動の日、週、月、年でデータを見られます

週データです、問題の最大心拍数が202

ヘルスケアデータでは、より細かいデータになります

その下へスクロールすると心拍変動や高心拍数の通知があります。

血圧や心電図を記録するところもありますが
現状日本では許可されていないので測定できません。

 

心拍センサーの仕組み

 
商売柄こういうのが気になるのですが、電気/光学式心拍センサーが心拍数を計測しています。

このセンサーは緑色 LED ライトと感光性フォトダイオードを組み合わせていて、計測の仕組みとしては、

心臓が鼓動を打つと手首を流れる血液が増え、緑色光がより多く吸収される一方、鼓動と鼓動の間は光の吸収量が減ります。

心拍数。その意味と Apple Watch での表示方法 – Apple サポート

つまり血管をLEDライトで照らして、反射した光を吸収して電気信号に変え、血流が多いとたくさん吸収され、血流が少ないときはあまり吸収されないその差分からの脈動を測るということでしょう。

バックグラウンドでの計測には赤外線を使うようです。

Referrences:
心拍数。その意味と Apple Watch での表示方法 – Apple サポート
Apple Watch を使った運動量計測の精度を上げる – Apple サポート

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