
新型のAirPodsが発売となりましたが、同じ形状、機能が少しアップなのでデメリットはかわりません「外れやすい」し「音漏れ」はするは、そして見た目が「うどん」なんですね。
先日新型が発表されましたが、この3つは堅固に守られているようです!(せめて黒などのカラーモデルが欲しかった…)
AirPodsのデメリット
ニューヨークの地下鉄ではAirPodsを落としてしまう人がたくさんいるようで、ある木曜日の紛失物の取り出し作業で18件のうち6つはAirPodsだったそうです。
外れやすい
歩いたり、走ったりしていても意外と落ちにくいとは感じます。
ただ、音楽聴きながら部屋の掃除をすればアゲアゲだなと思ったら、コロッと外れました。
外でも頭を傾けたりすると落ちてしまいました。(窓拭いている時でした)

落ちるのはしょうが無いとしても、AirPodsは硬質な筐体で柔らかいところがないので、アスファルトの上を「転がって」しまうのです。そのままドブに落ちたら大変です。
基本的にインナーイヤー型なので、カナル型のように耳の穴にぴったりはめるのではなく耳のでっぱり部分に引っ掛ける形で装着します。
ところが人によってはこのでっぱり部分が小さかったり、さては穴自体がうまくはまらない人もいるようです。

人の体に個人差があるので当たり前と言えばそうなのですが。世界中の人の耳に全て合わせようというのは結構大変なことです。
大きさがどのくらいなのかというと、iPhoneを買ったときについてくるイヤホン、EarPodsと言いますが、それより少し大きくてちょっと重い程度ですがほぼ同じ程度です。
iPhone付属のEarPodsで自分の耳に合うかどうかを試せますね
右が付属のEarPodsです。マス目は5mm間隔

ただ、外れやすい、耳にフィットしない問題はストラップやイヤーフックを使えば解消します。(1000円~2000円程度で買えます)
充電ケースに入れないといけないので、外しやすいのを選ばないと失敗しますが。
音漏れ
これはEarPodsの時にも騒がれたことなのですが、穴が開いているのです。音を聴くところを除いて2つあります。
それがAirPodsでは、その穴がより大きくなった箇所もあります。


このように穴があれば音が漏れてもしょうがないかもしれません。
これはEarPodsでの話題なのですが、どうしてAppleが穴が開けたのかということについて
According to Apple, the holes enables the tiny little speaker diaphragms in these headphones to move back and forth without a vacuum impeding their outward progress….
Reference: Why Apple Poked Three Holes In The New EarPods
要約すると、イヤホンを耳に装着すると、外耳道とイヤホン間に気密シールが形成され真空となるが、これらの穴はスピーカーの振動版が前後に自由に振動できるようにするためのもので、空気穴のおかげで真空にならないようにしている。結果として音響性能が良くなる。また、この気密シールによる真空のせいでしゃべる声が奇妙に聞こえるのを防ぎ、自然な声に聞こえるようにしているということでしょうか
これはEarPodsの穴の効果についてですが、AirPodsは穴の数、大きさも変化しているので更に他の理由もあるかもしれません
とまあ理屈はともあれ音質はどうなんだと
こちらにEarPodsとAirPodsのdB SPL(音圧) 特性を比較したものがあります。
Apple EarPods vs Apple AirPods Frecency Response
Reference: RTINGS.com
EarPodsの音質と概ね同じ程度ということですね。
見た目がうどん
第一印象がこれです。チンアナゴと言う人もいます。

バッテリーを入れたり、先端はマイクが設置されていたりとそれなりに入れ込まないといけないので仕方ないのでしょう
それは100歩譲ったとしても、せめて黒があればと思います。
シールを貼って自分用であることをアピールすることもできますが
まとめ
これだけ色々とデメリットを感じるのですが、iPhoneとのシナジー効果はやはりAirPodsならではです。
そもそもボタンがありません。選曲はダブルタップでSiriを起動して、「〇〇のXXの曲を再生」と言うだけで音楽再生ができます。
いちいちiPhoneを取出して、曲を選んで再生という作業が要らないのは、ちょっとリッチな気分です。

Apple Watchを持っていたらiPhone, Apple, AirPodsで最高の組み合わせ(になるようにAppleが作っているので)になります。Celluar対応のApple Watchであれば電話もできます。
iPhoneはBluetoothの音声圧縮にAACを使っていますが、AAC対応のBluetoothはあまりないので、安いBluetoothイヤホンだと音飛びなどしやすいでしょうね(接続はできるかもしれませんが)
スイッチボタンが無いのですが、AirPodsをダブルタップする、耳から外すなどの行動を察知して止めたり音楽再生したり。ちょっと他のBluetoothイヤホンではできない事が体験できます。
新型AirPodsと旧型の違いは、概ねワイヤレス充電とその他の機能が少し良くなったという感じです。バッテリーの持ちが格段に良くなったとか、カラーモデルが増えて黒や赤色モデルなどは残念ながらありません。
Reference:
AirPods – Apple